本学会は、わが国写真およびそれに関連する分野の科学技術の進歩・発展のため、研究発表の年次大会において、口頭発表、ポスター発表およびアート、レビューに関して優秀な発表を行った方々を表彰してまいります。
2023年度日本写真学会年次大会において、若手と学生を対象にした優秀口頭発表賞と優秀ポスター発表賞とサロンレビュー・ギャラリー(Spatial Chat)発表の中からアート賞とレビュー賞の選考を行いました。
※本表彰は、日本写真学会年次大会表彰内規(2023/7制定)に基づき、表彰委員により選考された。
2023(令和5)年年次大会の受賞者は、以下の通りとなります。
● 若手優秀口頭発表賞 : 大島 仁 (東京大)
「原子核乾板を用いたニュートリノ・原子核反応の詳細研究:NINJA実験の解析結果と今後の展望」
● 学生優秀口頭発表賞(2件):
志水 凱 (名古屋大)
「大粒子原子核乾板の低温現像による粒子サイズ制御と読み取り装置による性能評価」
高丸 俊 (東京工業大)
「熱拡散による電荷移動錯体の薄膜形成とNチャネル有機トランジスタの開発」
● 学生優秀ポスター発表賞(2件):
佐藤健太 (東京工業大)
「液晶性ジケトピロロピロールを用いた有機フォトダイオードの作成と評価」
児玉滉人(名古屋大)
「Blenderを用いた宇宙線イメージングによる未知空洞の3次元推定」
● アート賞 ; 山本紗矢 (名古屋大)
「最先端素粒子実験装置の写真フィルムとピンホールカメラを使ったエモい写真」
● レビュー賞 : イバニェス・サンドバル・マリター(筑波大)
「コーヒー・イン・ザ・ダーク:カフェノールの環境影響と、環境に優しい暗室のあり方を模索する上での重要性」